教育研究業績システム


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業績公開年度 2019年度 ~ 2024年度

教育研究業績

基本情報

氏名 柳井 貴士
学部(所属) 創造表現学部
職名 講師
最終学位 博士(文学)
兼担している研究科 文化創造研究科 最終更新日 2024/06/27
研究分野 日本文学関連
研究内容のキーワード 日本文学一般、近代文学、現代文学

学歴

年月 事項
2000年03月 法政大学 文学部 日本文学科 卒業
2002年03月 法政大学大学院 人文科学研究科 日本文学専攻 修了
2007年03月 早稲田大学 第一文学部 日本文学科 卒業
2010年03月 早稲田大学大学院 文学研究科修士課程日本語日本文学コース 修了
2016年03月 早稲田大学大学院 文学研究科修士課程日本語日本文学コース 満期退学

職歴

年月 事項
2009年04月 淑徳高等学校 国語科講師
2015年04月 法政大学沖縄文化研究所 奨励研究員
2016年04月 法政大学沖縄文化研究所 国内研究員
2016年10月 早稲田大学 文学学術院 非常勤講師
2017年04月 国際交流基金 客員研究員
2017年10月 蘭州大学 外国語学院日本語学科 外籍講師

研究活動

著書(CD・DVD等を含む)

著書名(CD・DVD等を含む) 単著・共著 発行年月 発行所等 著者名
(共著の場合のみ記入)
該当箇所・該当頁数
大城立裕追悼論集―沖縄を求めて沖縄を生きる 共著 2022年05月 インパクト出版会 又吉栄喜・山里勝己・大城貞俊・崎浜慎編 228頁~224頁
大城貞俊未発表作品集第2巻―逆愛 解説 2023年10月 インパクト出版会 大城貞俊 382頁~402頁
又吉栄喜の文学世界 共著 2024年04月 コールサック社 大城貞俊・村上陽子・鈴木比佐雄編 170頁~183頁
村田沙耶香(現代女性作家読本21) 共著 2024年05月 鼎書房 スペッキオ・アンナ編 144頁~147頁

学術論文

論文題名 単著・共著 発表年月 発行所・誌名 編者名
(共著の場合のみ記入)
該当頁数
石野径一郎『ひめゆりの塔』論――その周辺と内容をめぐって 単著 2019年04月 日本文学協会近代部会 近代文学研究 31 44頁~58頁
大城立裕と上海――沖縄県立図書館蔵大城立裕未発表原稿「月の夜がたり」 単著 2019年09月 昭和文学会 昭和文学研究 79 113頁~121頁
沖縄において歌唱された「海ゆかば」をめぐって 単著 2020年02月 戦争と萬葉集研究会 戦争と萬葉集 2 71頁~85頁
明治期沖縄の散文小説をめぐる一断面――三面子「迷ひ心」論 単著 2020年03月 早稲田大学国文学会 国文学研究 190 84頁~96頁
又吉栄喜「ジョージが射殺した猪」論――〈模倣〉と〈承認〉による「米兵」化をめぐって 単著 2020年04月 全国大学国語国文学会 文学・語学 228 14頁~24頁
〈ゴジラ〉から〈メカゴジラ〉へ――「怪獣」の沖縄来島をめぐる考察 単著 2020年07月 アジア・文化・歴史研究会 アジア・文化・歴史 11 130頁~148頁
映画『Aサインデイズ』論—―接触領域としてのコザと〈空白〉の年次 単著 2021年03月 創造表現学部論集編集委員会 愛知淑徳大学論集 創造表現学部篇 11 81頁~92頁
織田作之助「俗臭」論――削除処分と改稿された「物語」の考察 単著 2021年03月 日本社会文学会 社会文学 53 104頁~115頁
沖縄におけるゾンビの可能性――沖縄の歴史と映像コンテンツを中心に 単著 2021年03月 名古屋大学大学院人文学研究科附属超越文化社会センター JunCture 超越的日本文化研究 12 126頁~137頁
意味の空白・空白の記憶――目取真俊「伝令兵」論 単著 2021年08月 法政大学国文学会 日本文學誌要 104号 26頁~38頁
又吉栄喜「豚の報い」論――物語基点としての〈豚〉と変容する〈御嶽〉 単著 2021年09月 昭和文学会 昭和文学研究 83集 168頁~181頁
ゴジラが沖縄をめざすとき――円谷英二を遠く離れて 単著 2021年10月 青土社 ユリイカ 53巻 12号 245頁~253頁
中国の日本語学習者に出会って――私を「ツアー」に連れてって 単著 2022年07月 アクティブラーニング編集委員会 愛知淑徳大学アクティブラーニング 15 19頁~26頁
大城立裕『朝、上海に立ちつくす』論―未発表原稿との関連における「東亜同文書院」の体験 単著 2023年03月 愛知淑徳大学創造表現学部 愛知淑徳大学論集―創造表現学部 13 21頁~33頁
他者の「記憶」と向き合う場―目取真俊「水滴」を高校の教室で読む 単著 2023年05月 愛知淑徳大学初年次教育部門 愛知淑徳大学初年次教育研究年報 8 19頁~26頁
誤読される〈記憶〉の行方ー—目取真俊「魂込め」論 単著 2024年01月 日本文学協会近代部会 近代文学研究 34 28頁~42頁
大江健三郎の沖縄体験――大江健三郎ならびに『沖縄ノート』をめぐる沖縄からの反応をめぐって 単著 2024年02月 原爆文学研究会 原爆文学研究 22 136頁~148頁
明治末年の沖縄をめぐる文学の一側面——伊波月城による山城正忠「九年母」批判の視座から 単著 2024年03月 創造表現学部論集編集委員会 愛知淑徳大学論集 創造表現学部 14 13頁~24頁
沖縄をめぐる戦争と文学――又吉栄喜の戦争表象 単著 2024年06月 コールサック社 コールサック 118 16頁~23頁

学会発表

発表題名 単独・共同 年月 学会大会名 開催場所・会場名
『琉球新報』をめぐる明治末年の投稿記事――「月曜よみもの」という企画欄 単独発表 2019年06月 全国大学国語国文学会 第119回大会(令和元年度夏季大会) 二松学舎大学
又吉栄喜「豚の報い」論――〈イメージ〉戦略と新たなる「文化」構築をめぐって 単独発表 2019年11月 西安日本学研究会 第15回月例会 西安交通大学
「問いかけ」としての〈沖縄戦〉――大城立裕「神島」論 単独発表 2020年06月 沖縄文化協会 2020年度公開研究発表会(大会中止「予稿集」を通して発表) 名桜大学
「怪獣」の沖縄来島と核兵器の隠蔽 単独発表 2022年03月 西安日本学研究会 オンライン開催
明治期沖縄の〈ローカル・カラー〉――伊波月城の言説を中心に 単独発表 2022年12月 早稲田大学国文学会秋季大会 早稲田大学
戦後沖縄の復興に関わるラブホテルの物語――大城貞俊『ヌチガフウホテル』を読む 単独発表 2023年05月 沖縄文学研究会 法政大学
大江健三郎における〈沖縄体験〉――ヒロシマ、オキナワ、アメリカと核 単独発表 2023年07月 原爆文学研究会 第六九回研究会 オンライン開催

作品・制作等

登録されている情報はありません。

その他業績

業績名 単独・共同 年月 発行所・発表雑誌 共同編者・著者名
(共同の場合のみ記入)
担当部分
尾西康充著『沖縄 記憶と告発の文学――目取真俊の描く支配と暴力』(書評) 単独 2020年07月 日本文学 60頁~61頁
『多様性と再生力 沖縄戦後小説の現在と可能性』――戦後の沖縄文学たどる(書評) 単独 2021年05月 『琉球新報』2021年5月2日 2021年5月2日
大城貞俊『風の声・土地の記憶』インパクト出版会(書評) 単独 2021年10月 『図書新聞』2021年10月30日号 4面
沖縄の50年と文学 単独 2022年05月 秋田魁新報社 2022年5月13日7面 文化欄
「矛盾」と向き合う意味を問う 単独 2022年09月 社会文学通信 117号 日本社会文学会 印象記
「対談 映画「私のはなし 部落のはなし」について語る」を聞いて 単独 2023年05月 『社会文学通信』 第118号 日本社会文学会 印象記
目取真俊著『魂魄の道』 単独 2023年05月 『北海道新聞』2023年5月28日 書評
報告一 大江健三郎における〈沖縄体験〉――ヒロシマ、オキナワ、アメリカと核 単独 2023年10月 『原爆文学研究会会報』第69号 報告
栗山雄佑著『〈怒り〉の文学(テクスト)化 近現代日本文学から〈沖縄〉を考える』 単独 2023年11月 『日本近代文学』第109集 書評
花村萬月(『日本近代文学大辞典』) 単独 2023年11月 日本近代文学大事典 「花村萬月」

学会等における主な活動

受賞

年月日 賞名 概要
2018年05月12日 最優秀教師賞 「第13回中華全国日語スピーチコンテスト大会西北ブロック」にて大会1位を受賞した学生指導の功績に対する賞
2018年11月03日 優秀教師賞 「第19回陝西省 プレゼン大会―全国大会の部」にて大会2位を受賞した学生指導の功績に対する賞
2018年12月12日 優秀教師賞 日中交流研究所主催「第14回中国人の日本語作文コンクール」にて大会2位を受賞した学生指導の功績に対する賞
2019年05月11日 優勝教師賞 「第14回中華全国日語スピーチコンテスト大会西北ブロック」にて大会3位を受賞した学生指導の功績に対する賞
2019年12月12日 優秀教師賞 日中交流研究所主催「第15回中国人の日本語作文コンクール」にて大会2位を受賞した学生指導の功績に対する賞
2020年11月17日 第37回さきがけ文学賞 公益財団法人「さきがけ文学賞渡辺喜恵子基金」主催の「さきがけ文学賞」における正賞入賞。
作品タイトル 「ヒカリ指す」
2020年11月29日 第36回暁烏敏賞 石川県白山市の主催する「第36回暁烏敏賞」における奨励賞の受賞。
論文タイトル 「大城立裕の文学と思想への一視点――沖縄を問うための問題意識」
2020年12月23日 第48回琉球新報短編小説賞 琉球新報社の主催する「第48回琉球新報短編小説賞」における佳作受賞。
作品タイトル 「ゴーストツアー」
2021年11月22日 第4回忘れられない中国滞在エピソード 日中の相互理解、文化交流、人的交流を促進するために、日本僑報社が開催する「第4回忘れられない中国滞在エピソード」コンクールにおいて3等賞を受賞。
作品タイトル「夢はあきらめない」
2021年12月08日 笹川杯 本を味わい日本を知る作文コンクール2021 人民中国雑誌社、日本科学協会と上海交通大学共催による「笹川杯 本を味わい日本を知る作文コンクール2021」において、前職蘭州大学時代の教え子の作文指導を継続した結果、当該学生(王子威・西安外国語大学)が3等賞を受賞した(1等賞から優秀賞まで82人が受賞)。その指導が認められ、「優秀指導教師賞」(受賞者38名)を受賞した。
2022年10月09日 韓日交流作文コンテスト2022 駐日韓国大使館韓国文化院主催の交流作文コンクールにて、韓国旅行におけるエピソードをめぐるエッセイが入選した。
2023年01月21日 第16回銀華賞 文芸誌『文芸思潮』が主催する、人生経験豊かな壮年・熟年・シルバー世代の文芸創作活動に光を当て、その小説作品を賞揚し、文学創作エネルギーを顕彰する銀華賞において佳作を受賞。作品タイトル/「カルメンさんのドライブ」。
2023年02月11日 第9回尾崎士郎賞 作家尾﨑士郎の没後50年を機に創設された「尾﨑士郎賞」(随筆・エッセイ)において佳作を受賞。作品タイトル「行ってみたらよく分かった」。
2023年03月11日 第32回小泉八雲顕彰文芸作文コンクール 焼津に滞在し、焼津を愛した小泉八雲の業績を普及・顕彰するための読書感想文コンクールにおいて奨励賞を受賞。作品タイトル「日本に潜む<本当>に出会う」。
2023年09月14日 第18回「文芸思潮」エッセイ賞 文芸誌『文芸思潮』が主催する、エッセイ賞において佳作を受賞。作品タイトル「『桃太郎』がつないだ学びのバトン」。

所属学会

年月日 内容 役職
2010年10月 ~ 現在 日本社会文学会 2023年06月 ~ 現在             理事
2012年04月 ~ 現在 日本文学協会
2014年04月 ~ 2020年03月 沖縄文化協会
2014年04月 ~ 現在 日本近代文学会
2014年04月 ~ 現在 昭和文学会 2024年06月 ~ 現在             編集委員
2015年04月 ~ 現在 全国大学国語国文学会
2023年04月 ~ 現在 日本近代文学会(東海支部) 2024年04月 ~ 現在             幹事

社会活動

年月日 内容
2020年12月27日 名古屋市文化振興事業団の運営する「NAGOYA Voicy Novels Cabinet」(「休日なのに満員電車」/朗読:youu-ji(演劇人冒険舎))。
2020年12月28日 名古屋市文化振興事業団の運営する「NAGOYA Voicy Novels Cabinet」(「青空」/朗読:中西桃子(劇団アルクシアター))。
2021年03月12日 第18回掌編自分史作品集『おくりもの』への投稿と採用。
かすがい市民文化財団主催自分史作品公募において投稿文が採用、作品集に掲載される。作品タイトル「マスクの向こうのやさしい表情―中国からのおくりもの」(118頁~122頁)
2021年11月08日 ラジオ「FMくらら857」の番組「「栃木は素敵なご縁であふれてる」にゲスト出演。小説の書き方や海外生活について話す。
2022年03月02日 ラジオ「FMくらら857」の番組「「栃木は素敵なご縁であふれてる」にゲスト出演。中国の文化、沖縄の文化、文学について話す。
2023年12月09日 沖縄を代表する作家「大城貞俊『未発表作品集全4巻』出版記念会・「琉球新報社活動賞」受賞祝賀会」での大城貞俊文学をめぐる「基調講演」。

教育活動

教育内容・方法の工夫(授業評価等を含む)

登録されている情報はありません。

作成した教科書、教材、参考書

教育実践上の主な業績 年月日 概要
卒業プロジェクト文集 2023年03月 ~ 現在 所属ゼミ生の卒業制作作品を所収した文集を発行し、創作した作品を共有しながら批評会を行う。また後輩にあたる学生の卒論指導の参考とする。
柳井貴士先生インタビュー「SNSからZ世代の実態を探る」 2024年03月18日 創作表現専攻・劉永昇ゼミ『TOIBOXextra』(2024年第5号)における記事「Z世代によるZ世代考察でZ世代を知る」でのインタビュー記事。

教育内容・教育実践に関する発表、講演等

教育実践上の主な業績 年月日 概要
沖縄の戦後文学と芥川賞 2019年08月02日 岡山大学文学部主催の「文学部講演会&国際交流企画」(『シルクロードで学ぶ日本学』)における講演
日本社会文学会例会での報告 2021年09月26日 『社会文学』54号掲載の論文に関する内容の分析と報告。綾目広治「権力化社会に抗する文学と思想」、木村朗子「語り得ない記憶を語り出すために」、佐藤泉「吉田修一『湖の女たち』――権力関係をエロス化し、「使用」すること」、新城郁夫「アジア太平洋戦争の再記憶化と沖縄―太田良博『黒ダイヤ』論」を担当。
第740回 漢語角・日語角「忘れられない中国滞在エピソード」受賞者報告会 2023年02月26日 主催日本僑報社、中友会・後援東京中国文化センターによる、中国滞在エピソードの報告。「忘れられない中国エピソード」コンクールの受賞者から選抜された教師経験者が、中国での教育活動、印象に残ったエピソードなどをオンラインにて報告するイベントに選出され報告を行った。
「科研費基盤(C)研究会「観光文学研究会」」でのコメンテーター 2023年08月26日 【討論会】「沖縄[の/をめぐる]文学を考える」(森田系太郎氏、栗山雄佑氏、仲井眞建一氏との登壇)
沖縄をめぐる戦争と文学――又吉栄喜の戦争表象 2024年04月27日 「『又吉栄喜の世界』刊行記念シンポジウム――又吉栄喜をどう読むか」における基調講演。
「”沖縄文学”概観:芥川賞作家為中心」(「「沖縄」の文学――芥川賞作家を中心に」) 2024年05月06日 中国甘粛省・蘭州大学での公開講座における日本文学に関するテーマ講演。

その他教育活動上特記すべき事項

教育実践上の主な業績 年月日 概要
くどうれいんトークショーーー「震災と文学」 2022年11月18日 愛知淑徳大学創造表現学部の学会主催イベントにおける登壇者くどうれいん氏との対談。
アンナ・ツィマ トークショーーーチェコから見る日本の魅力と小説執筆 2022年12月15日 愛知淑徳大学創造表現学部における、2022年度の教員イベントのプロデュース。
中沢けいトークショー――「これからの若い書き手に向けて」 2022年12月21日 愛知淑徳大学創造表現学部における、2022年度の教員イベントのプロデュース。
円城塔氏講演会/芥川賞作家・円城塔が語るブンガクってなんだ 2023年11月24日 愛知淑徳大学創造表現学部における、2023年度の教員イベントのプロデュース。
藤沢周氏講演会/作家を目指す君たちへ――作家になるってどういうコト 2023年12月21日 愛知淑徳大学創造表現学部における、2023年度の教員イベントのプロデュース。

大学運営

校務分掌 期間
図書館運営委員会 2020年04月 ~ 2022年03月
学生生活委員会 2020年04月 ~ 現在
CCC運営委員会 2021年04月 ~ 現在
高大連携運営委員会 2023年04月 ~ 現在

資格・免許、特許等

資格・免許

年月日 資格・免許 概要
2000年03月31日 高等学校国語Ⅰ種免許
2000年08月31日 色彩検定3級

特許等

登録されている情報はありません。

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